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お花のレッスン

黒に映ゆるお月見の花

月見2

まだまだ気温は高いけど!今週の日曜日、18日は、お月見、、中秋の名月の日です。旧暦の8月15日は、空が澄み、もっとも明るいきれいな満月が見ることができると言われています(毎年、日にちは前後します)。先月号の家庭画報で<初秋に名月を愛でる>という特集があり、その中で~俳句では『月』といえば、秋の月をさすことになっています。大気が澄む秋は、月の美しさが一際冴えるからでしょう~ともありました。満月の十五夜はもちろんですが、お月様の美しさは、満月だけではないはず、、。昔の人も、<十六夜~いざよい><更待月~ふけまちづき>(二日月~ふつかづき←三日月よりもっと細い>など、その時々の月に名前を付け、空を見上げ、愛でたのでしょう。そういえば、ユーミンの曲には♪ ♪次の夜から欠ける満月より、14ばんめーの月が一番好き ーという歌がありましたよねー。みなさんは、どんな姿の月がお好き?

そんなこんなで、今週のレッスンは<黒に映ゆるお月見の花>。黒と金のワックスペーパーを使って創作アレンジです。ワックスペーパーは一枚50円くらいだけど、こんな風に使うととっても雰囲気かわるでしょ?私は、昨秋行った琳派展の屏風絵のイメージを少し取り入れて、作ってみました。

次の写真のも真ん中にコップや吸水スポンジを入れて、活けると、すすきと菊だけでも、ずいぶんいい感じでしょ?
和紙
和紙2
お月見には、もともとは、秋の七草を活けていたそうです。すすき、オミナエシ、藤ばかま、撫子、萩、葛、桔梗、、、。今は最初の4種は入手できますが、萩と葛は、切り花ではあまり出荷されず、桔梗もこの時期は市場ではお見かけしないのです。鉢植えだと7月頃と、9月と2回咲くのですが、切り花で出荷されるのは7月が主のようです。
決まりはないので、すすきは入れて、あとは、自分の好きなお花を選んで、秋の和を楽しむのがよろしいかと思いまーす!
最後にご紹介したのは、生徒さんの斉藤さんの作品です。自然の野山の雰囲気がでていますよね!
月見ーs
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月見2

まだまだ気温は高いけど!今週の日曜日、18日は、お月見、、中秋の名月の日です。旧暦の8月15日は、空が澄み、もっとも明るいきれいな満月が見ることができると言われています(毎年、日にちは前後します)。先月号の家庭画報で<初秋に名月を愛でる>という特集があり、その中で~俳句では『月』といえば、秋の月をさすことになっています。大気が澄む秋は、月の美しさが一際冴えるからでしょう~ともありました。満月の十五夜はもちろんですが、お月様の美しさは、満月だけではないはず、、。昔の人も、<十六夜~いざよい><更待月~ふけまちづき>(二日月~ふつかづき←三日月よりもっと細い>など、その時々の月に名前を付け、空を見上げ、愛でたのでしょう。そういえば、ユーミンの曲には♪ ♪次の夜から欠ける満月より、14ばんめーの月が一番好き ーという歌がありましたよねー。みなさんは、どんな姿の月がお好き?

そんなこんなで、今週のレッスンは<黒に映ゆるお月見の花>。黒と金のワックスペーパーを使って創作アレンジです。ワックスペーパーは一枚50円くらいだけど、こんな風に使うととっても雰囲気かわるでしょ?私は、昨秋行った琳派展の屏風絵のイメージを少し取り入れて、作ってみました。

次の写真のも真ん中にコップや吸水スポンジを入れて、活けると、すすきと菊だけでも、ずいぶんいい感じでしょ?
和紙
和紙2
お月見には、もともとは、秋の七草を活けていたそうです。すすき、オミナエシ、藤ばかま、撫子、萩、葛、桔梗、、、。今は最初の4種は入手できますが、萩と葛は、切り花ではあまり出荷されず、桔梗もこの時期は市場ではお見かけしないのです。鉢植えだと7月頃と、9月と2回咲くのですが、切り花で出荷されるのは7月が主のようです。
決まりはないので、すすきは入れて、あとは、自分の好きなお花を選んで、秋の和を楽しむのがよろしいかと思いまーす!
最後にご紹介したのは、生徒さんの斉藤さんの作品です。自然の野山の雰囲気がでていますよね!
月見ーs
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本当のきれいとは?

自然
←今日のレッスンのお花です。まだまだ、暑さは残るけど、少しずつ秋の気配を感じるこの頃。野に咲く夏のお花を少し使うことで、<夏の終わり>を表現してみたつもりです。地に近い部分は曲線で丸み、ふくらみを持たせ、そこから自然の美しい茎のラインが伸びるようアレンジしました。

さて、タイトルのお話ですが、今日はお花の話じゃないんです。
おととい日曜の夜に日テレの新番組<Tokyo美人物語>が終わりかけの頃、ちょうどテレビをつけたんです。そこでフォトグラファーの蜷川実花さんが『あなたにとって本当のきれいとは?』と聞かれ、『常に、自分なりの自己ベストを更新していくこと~外見も内面も~』というような内容を答えていました。(以下すみませんが、うろ覚えなので、内容、ちょっとまがって伝わってしまったらごめんなさい!)『仕事などで夢中になって、我を忘れてしまう(←きれいでいようとすることを忘れる)、そういう時期もあってもいいと思う。でも女性として生まれてきたからには、外見もきれいでありたい』そしてフォトグラファーである彼女は仕事柄、指先が目立つのだけれど、いつもネイルをきれいにしている。『自分をかわいがっている時間を持っていると、自分が感じられることが私には大事』そんな彼女の話を聞いて、ああ、そうありたい、そうだよねと思いました。

今でている女性誌<STORY>の表紙には<40歳になってよかった!今の私が一番キレイ>と書いてあり、モデルの黒田知永子さんがそれはもう美しい笑顔で写っています。ホントずっとキレイで、しかもいつもその時が一番キレイで在り続けている方なんだろうなって思います。私はあと40歳まで
若干年あるけど、、、???なんとなく、心にひっかかるコピーでしたが、黒田さんは別世界の人だしーと、どこか片隅にその言葉をおいやっていました。

でも、蜷川実花さんの言葉を聞いて、もうちょっと努力しよって思いました。そうだ、自分にも少し手をかけようって。店の仕事に集中し続けてると、はっと気づくと髪がぼさってなってたり、お化粧がとれとれになってたり、、。やっぱり私だって、同じお花を作ってもらうなら、ぼさぼさ髪の人よりキレイにしている人に作ってもらいたいし。←これ、努力目標なので、次にお会いしたとき、乱れててもオユルシを!

おしゃれな人ーーで思い出しましたが、先週末、生徒さんでとってもおしゃれなIさんが、久しぶりに店に立ち寄ってくれました。花屋さんに勤めるためのレッスンをしてほしいという事で2年半前くらいにレッスンを始め、その後、花屋さんに2年くらい勤めています。途中からシフトの関係もありあまりレッスンにはこれなくなってしまったのですが、今秋、結婚する事になり、ますますレッスンに来にくくなってしまうので、と挨拶に来てくれたのです。レッスンでは、時々器を貸し出ししているのですが、それを返してくれるのも兼ねて。器もそんな高いものじゃないので、いっかなー返さなくても。と思ってしまう人もいると思うんです。それも含め、立ち寄ってくれた彼女の気持ちがとっても嬉しかったです。にこにこした彼女の笑顔から<結婚することになったんです>と聞いたとき、きっときっと素敵な家庭になるだろうなって思いました。おしゃれなIさんがレッスンに来る日は、私もいつもより、気持ちおしゃれしてて、それをダンナに『Iさんがくるからでしょー』とちゃかされた事もなつかしいです。Iさんが読んだらチョットハズカシいけど、そんな風に人に影響できる素敵な女性です。まだまだ若干25歳。これからもダンナさんになる人と一緒にますます素敵になっていってね!
自然
←今日のレッスンのお花です。まだまだ、暑さは残るけど、少しずつ秋の気配を感じるこの頃。野に咲く夏のお花を少し使うことで、<夏の終わり>を表現してみたつもりです。地に近い部分は曲線で丸み、ふくらみを持たせ、そこから自然の美しい茎のラインが伸びるようアレンジしました。

さて、タイトルのお話ですが、今日はお花の話じゃないんです。
おととい日曜の夜に日テレの新番組<Tokyo美人物語>が終わりかけの頃、ちょうどテレビをつけたんです。そこでフォトグラファーの蜷川実花さんが『あなたにとって本当のきれいとは?』と聞かれ、『常に、自分なりの自己ベストを更新していくこと~外見も内面も~』というような内容を答えていました。(以下すみませんが、うろ覚えなので、内容、ちょっとまがって伝わってしまったらごめんなさい!)『仕事などで夢中になって、我を忘れてしまう(←きれいでいようとすることを忘れる)、そういう時期もあってもいいと思う。でも女性として生まれてきたからには、外見もきれいでありたい』そしてフォトグラファーである彼女は仕事柄、指先が目立つのだけれど、いつもネイルをきれいにしている。『自分をかわいがっている時間を持っていると、自分が感じられることが私には大事』そんな彼女の話を聞いて、ああ、そうありたい、そうだよねと思いました。

今でている女性誌<STORY>の表紙には<40歳になってよかった!今の私が一番キレイ>と書いてあり、モデルの黒田知永子さんがそれはもう美しい笑顔で写っています。ホントずっとキレイで、しかもいつもその時が一番キレイで在り続けている方なんだろうなって思います。私はあと40歳まで
若干年あるけど、、、???なんとなく、心にひっかかるコピーでしたが、黒田さんは別世界の人だしーと、どこか片隅にその言葉をおいやっていました。

でも、蜷川実花さんの言葉を聞いて、もうちょっと努力しよって思いました。そうだ、自分にも少し手をかけようって。店の仕事に集中し続けてると、はっと気づくと髪がぼさってなってたり、お化粧がとれとれになってたり、、。やっぱり私だって、同じお花を作ってもらうなら、ぼさぼさ髪の人よりキレイにしている人に作ってもらいたいし。←これ、努力目標なので、次にお会いしたとき、乱れててもオユルシを!

おしゃれな人ーーで思い出しましたが、先週末、生徒さんでとってもおしゃれなIさんが、久しぶりに店に立ち寄ってくれました。花屋さんに勤めるためのレッスンをしてほしいという事で2年半前くらいにレッスンを始め、その後、花屋さんに2年くらい勤めています。途中からシフトの関係もありあまりレッスンにはこれなくなってしまったのですが、今秋、結婚する事になり、ますますレッスンに来にくくなってしまうので、と挨拶に来てくれたのです。レッスンでは、時々器を貸し出ししているのですが、それを返してくれるのも兼ねて。器もそんな高いものじゃないので、いっかなー返さなくても。と思ってしまう人もいると思うんです。それも含め、立ち寄ってくれた彼女の気持ちがとっても嬉しかったです。にこにこした彼女の笑顔から<結婚することになったんです>と聞いたとき、きっときっと素敵な家庭になるだろうなって思いました。おしゃれなIさんがレッスンに来る日は、私もいつもより、気持ちおしゃれしてて、それをダンナに『Iさんがくるからでしょー』とちゃかされた事もなつかしいです。Iさんが読んだらチョットハズカシいけど、そんな風に人に影響できる素敵な女性です。まだまだ若干25歳。これからもダンナさんになる人と一緒にますます素敵になっていってね!

楽しい<実もの>たち

リンゴ
今回入荷のリンゴは ビッグ!いつものは4センチ径くらいで<姫リンゴ>の名前のごとくかわいらしいけど、今回のは6センチ径くらいで主役級なの。昨日はこの子をメインにしたアレンジを教室で作りました。両方とも、リンゴを中心に置き、左上のは(私制作)周りのお花は流れを出し、涼しげな雰囲気にしました。左下のは、生徒さん代表の関根さん作で、流れは出さず、ケーキのような雰囲気でこんもり仕上げたものです。かわいいですよね!ちなみにどちらも2500円位でできてます。教室では、生徒さんによって始めた時期も、来るペースも違うので、個別のカリキュラムで進めています。なので、何人か一緒にレッスンしてても、ばらばらの内容のことが多いのです。でも、時には、季節の行事に合わせたり、その時しか使えない花材を使って、同じテーマで制作したりもします。今回のリンゴのアレンジも、みなさん、それぞれの花材を選び個性豊かに仕上がりましたよ。

関根さん
それはそうと<実もの>って、お店でも人気。初夏位から、ベリー系が出荷され始めますが、実ものが増えてくるのは、今くらいから秋にかけて。<実りの秋>ね。リンゴも、秋深くなると赤い子が出荷されてきて、クリスマスのアレンジのアクセントにもなってくれます。
左下の写真は、ヒペリカム。若い人にも、ご年配の方にも、小さなおこちゃまにも、人気。<あら、これなあに?>と聞かれたり(中には、つぼみに見える方もいらっしゃるので、ちゃんと 実 だと説明します)、おこちゃまも、びっくりするほどの確率でみんなこの子を触りたがります。もともとは、黄色い小さな梅に似た花を咲かせるのですが、お花はあまり長もちしないため、実になった状態で出荷されるのです。もともとは、初夏が実の旬だと思いますが、近年人気のため、輸入ものも合わせて、一年中出回っています。写真のヒペリカムは薄茶。今の時期は定番の濃い茶赤よりも、この位の茶色か、グリーンのヒペリカムが使いやすいです。濃厚すぎず、爽やかに仕上がるからね。水揚げはいい方ですが、はさみより、手で折った方がいいですよ。
ヒペリカム
次の写真は、左から、花ナス(トマトみたいに見えるけどね。)野バラの実(秋になると赤く色づいた子がでてきます)コニカル(トウガラシの仲間)花梨(この位、小さめのときに出荷されます)
ちなみに、トマトも、トウガラシも、ピーマンも、ナス科なのです。実物はたいがい、水揚げもよく
日持ちもよいですよ。
実物 リンゴ
今回入荷のリンゴは ビッグ!いつものは4センチ径くらいで<姫リンゴ>の名前のごとくかわいらしいけど、今回のは6センチ径くらいで主役級なの。昨日はこの子をメインにしたアレンジを教室で作りました。両方とも、リンゴを中心に置き、左上のは(私制作)周りのお花は流れを出し、涼しげな雰囲気にしました。左下のは、生徒さん代表の関根さん作で、流れは出さず、ケーキのような雰囲気でこんもり仕上げたものです。かわいいですよね!ちなみにどちらも2500円位でできてます。教室では、生徒さんによって始めた時期も、来るペースも違うので、個別のカリキュラムで進めています。なので、何人か一緒にレッスンしてても、ばらばらの内容のことが多いのです。でも、時には、季節の行事に合わせたり、その時しか使えない花材を使って、同じテーマで制作したりもします。今回のリンゴのアレンジも、みなさん、それぞれの花材を選び個性豊かに仕上がりましたよ。

関根さん
それはそうと<実もの>って、お店でも人気。初夏位から、ベリー系が出荷され始めますが、実ものが増えてくるのは、今くらいから秋にかけて。<実りの秋>ね。リンゴも、秋深くなると赤い子が出荷されてきて、クリスマスのアレンジのアクセントにもなってくれます。
左下の写真は、ヒペリカム。若い人にも、ご年配の方にも、小さなおこちゃまにも、人気。<あら、これなあに?>と聞かれたり(中には、つぼみに見える方もいらっしゃるので、ちゃんと 実 だと説明します)、おこちゃまも、びっくりするほどの確率でみんなこの子を触りたがります。もともとは、黄色い小さな梅に似た花を咲かせるのですが、お花はあまり長もちしないため、実になった状態で出荷されるのです。もともとは、初夏が実の旬だと思いますが、近年人気のため、輸入ものも合わせて、一年中出回っています。写真のヒペリカムは薄茶。今の時期は定番の濃い茶赤よりも、この位の茶色か、グリーンのヒペリカムが使いやすいです。濃厚すぎず、爽やかに仕上がるからね。水揚げはいい方ですが、はさみより、手で折った方がいいですよ。
ヒペリカム
次の写真は、左から、花ナス(トマトみたいに見えるけどね。)野バラの実(秋になると赤く色づいた子がでてきます)コニカル(トウガラシの仲間)花梨(この位、小さめのときに出荷されます)
ちなみに、トマトも、トウガラシも、ピーマンも、ナス科なのです。実物はたいがい、水揚げもよく
日持ちもよいですよ。
実物
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